こんにちは、アリーです。
あれは、新入社員として初めて配属された部署でのこと。
5歳ほど上の直属の女性の先輩がいました。
とてもやさしい人で、面倒見がよく、社内でも好かれていた人でした。
ある日、休日にランチに誘われ、アリーは先輩と初めてのランチがうれしくて、わくわくしながら行きました。
食事を終え、このあと、先輩は連れていきたい場所があるといい、とくに用事もなかったので、なんだろうと思いながら、行きましょ~て言ってタクシーに乗りました。
向かうタクシーの中で、「異業種交流会みたいな感じのやつだよ」と先輩が言って、すこし「ん?」感じながら、ここで断るのも気が引けて、ついていきました。
目的地に着くと、建物にはいると、受付に数名の女性がいました。
貼り付けたお面のような笑顔であいさつされたのですが、それが私にはとてつもなく違和感があった。
笑顔に自然さがなく、それって笑顔じゃないような…
なんか顔の筋肉だけ動かしている貼り付けたお面のように見えたのです。
受付を終えると、体育館のような広い部屋に、信者と思われる方が大勢いました。
そこからなんか講和みたいなのが始まり、皆さんありがたそうに、うなづきながらその話を聞いていました。
落ち着いた感じのいい声の人がそれらしい言葉を話していました。
私はその人のことについて何も知らないし、話も私には全然ひびかなかった。
講和が終わった後は、同世代の信者に囲まれ自己紹介をされた後、講和で勉強になったことを話していたり、他愛もない話をしました。
強引な勧誘をされたわけでもなかったので、それはよかったです。
その先輩は家族でその宗教を信仰していたみたいで、お姉さんも集会にきていました。
信仰は自由だとは思います。
ただ、先輩もその宗教が本当にいいものだと思って信仰し、誘いたいのなら、
「異業種交流会みたいなもの」と言わず自信を持って堂々と宗教の集会であることを言うべきでは?と思いました。
一つの教えを信じるんじゃなく、私は本を読んだりしていろんな事柄や考えから自分の考えを深めていきたいと感じたのでした。
アリー的には、こんな世界もあるんだと知れたことは今となってはよかったと思っています。
そういえば、友だちのお母さんAさんは若い頃結婚を考えて付き合っていた人が、ある宗教の信者だったそうです。
いざ結婚となったとき、Aさんは「その宗教には入れない」と言ったそう。
男性側は「僕は宗教を脱退することはないけど、Aちゃんは入らなくてもいいよ」
と言ったんだそう。
Aさんは考え悩みました。
そして「結婚して最初はそれでいいとしても、子供はどうなるの?」という思いから、別れを考えだしたそう。
そして最後はことあるごとに拝む男性にAさんは愛想をつかし、
「そんなに拝みたいんなら、ネズミの頭でも拝んどきんさいや!!」
といって振ったんですって。わぉ
ではでは~
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